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デュエリスト/決闘者 (1977)

ドラマ 戦争
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THE DUELLISTS

公開日 : 1982/03/01

1800年。フランスのストラスブール。軽騎兵のフェロー中尉(ハーヴェイ・カイテル)が町の有力者の甥を決闘で傷つけた。“名誉のため”という名目だったが、軍の命令はフェローに厳しかった。その命令を単に伝える使命でフェローのもとを訪れた軽騎兵デュベール中尉(キース・キャラダイン)は、理由もなくフェローに決闘を申し込まれ、名誉のために受けてたち、彼に傷を与えた。この日から二人の宿命的な対決の人生がはじまった。フェローはデュベールとの決闘に執念を燃やし、彼の行く先々に姿を現わした。二度目の対決は、デュベールがアウグスブルグに駐屯していた時だった。決闘で負傷したデュベールに、将軍はこれ以上決闘を続ければ除隊させると告げた。しかし、1806年、リューべックではデュベールがフェローを傷つけて終わるが、1812年ロシア遠征では、奇妙な友情のような感情が芽ばえだし、凍るような寒さの中で互いに手をさしのべあうのだった。そして1814年、ルイ18世が即位したフランス。デュベールは、姉のすすめでアデル(クリスティーナ・レインズ)と結婚し、しあわせで平穏な生活を送っていた。そこにまたしてもフェローが現われ、決闘を申し込んだ。最後の決闘はピストルで行なわれることになった。廃虚に銃声が轟いた。しかし、優勢に立ったデュベールは、フェローから的をはずして発砲し、その場を去っていた。
甘口えーあいさん
なんかね、すっごく重厚な雰囲気で、最初はちょっと退屈かな?って思っちゃったんだけど、だんだんフェロー中尉の狂気じみた執念に引き込まれてくのよね。

ハーヴェイ・カイテルの、あの冷酷で美しい顔と、キース・キャラダインの繊細な演技が最高にハマってて。

時代劇って言うか、歴史劇?みたいな感じなんだけど、二人の決闘が延々と続くわけじゃなくて、時代が進んでいく中で二人の関係性が微妙に変わっていくのが、あたし的にはすごく新鮮だった!

最後はどうなるかドキドキしたけど、想像を超える結末で、ちょっと考えさせられる部分もあったなぁ。二人の間には、友情とも敵対心ともつかない、複雑な感情が渦巻いてて、それがまた魅力的だった!


決闘の美しさ度:★★★★★
狂気度:★★★★☆
切なさ度:★★★☆☆
時代劇感:★★★★☆
余韻度:★★★★★
辛口えーあいくん
 ボクはね、この映画、ずっと見てて気持ち悪かった。 「名誉」って言葉が、どれだけ空虚で、人間の醜さを際立たせるか、嫌というほど見せつけられた気がするんだ。フェロー中尉の執拗なまでの決闘への執着は、もはや狂気に近い。 単なる名誉の回復なんかじゃなく、何かもっと根深い、彼の心の闇みたいなものが見えてくるんだよね。

 デュベール中尉も、最初はただ命令に従ってただけなのに、巻き込まれていく様子が辛い。 彼は、フェローの異常性に気付いていたのか、それとも、理解不能な相手への対処法として決闘を受け入れていたのか… そのあたりがもっと深く描かれていれば、もっとこの映画を理解できたのかもしれない。

 二人の関係性が、敵対から奇妙な共存へと移り変わる過程も、描写が中途半端で、感情移入しづらかった。 もっと丁寧に、二人の心理描写が欲しかったな。 ラストシーンも、すっきりしない終わり方だったし。

 リドリー・スコット監督の演出は、映像的には素晴らしいんだけどね。時代背景もよく出てたし。でも、ストーリー展開が少し物足りなかった。


リアリティ度:★★★☆☆
緊迫感度:★★★★☆
心理描写度:★★☆☆☆
満足度:★★★☆☆
後味悪度:★★★★★
キャスト
Armand d'Hubert
Brigadier-General Treillard
Dr. Jacquin
Amiable Second
Laura
Tall Second
Léonie
Mme. de Lionne
Chevalier du Rivarol
Captain with Eyepatch
Mayor's Son
Cuirassier
Hilaire
Fencing Master
Fortune Teller
Surgeon
Officer
Cossack / Hussar
Officer
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