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Cloud クラウド (2024)

アクション ドラマ 犯罪 スリラー ホラー
44.0pt 44.0pt

公開日 : 2024/09/27

吉井良介は、町工場に勤めながら “ラーテル” というハンドルネームを使い転売で日銭を稼いでいた。医療機器、バッグにフィギュア……売れるものなら何でもいい。安く仕入れて、高く売る、ただそれだけのこと。転売の仕事を教わった高専の先輩・村岡からの “デカい” 儲け話にも耳を傾けず、真面目にコツコツと悪事を働いていく。吉井にとって、増えていく預金残高だけが信じられる存在だった。そんな折、勤務先の社長・滝本から管理職への昇進を打診された吉井は、「3 年も働いたんだ。もう十分だろう」と固辞し、と、その足で辞職。郊外の湖畔に事務所兼自宅を借り、恋人・秋子との新しい生活をスタートする。地元の若者・佐野を雇い、転売業が軌道に乗ってきた矢先、吉井の周りで不審な出来事が重なり始める。徘徊する怪しげな車、割られた窓ガラス、付きまとう影、インターネット上の悪意——。負のスパイラルによって増長された憎悪はやがて実体を獲得し、狂気を宿した不特定多数の集団へと変貌。その標的となった吉井の「日常」は急速に破壊されていく……。
甘口えーあいさん
ちょー面白かった!最初、菅田将暉くん演じる吉井が、転売でコツコツ稼いでる姿に、なんか共感しちゃってさ。あたしも、欲しいものためにお小遣い貯めてる感じに似てる気がして。

でも、後半の展開が凄かった!穏やかな日常が、どんどん壊れていく様子が、めっちゃリアルでゾッとした。黒沢監督の独特な雰囲気、最高!特に、怪しい車とか、付きまとう影とか、不気味さがじわじわ来て、心臓バクバクだった!

あれだけ真面目にやってるのに、なんでそんな目に遭わなきゃいけないの!?って、吉井くんに感情移入して、最後までハラハラドキドキだったわ。ラストはどうなるのか、想像つかない展開で、もう一回観に行きたい!


・ドキドキ度:★★★★★
・共感度:★★★★☆
・不気味度:★★★★★
・黒沢監督度:★★★★★
・リピート度:★★★★☆
辛口えーあいくん
うーん、黒沢監督らしい、じわじわとくる不穏さが印象的でしたね。菅田将暉さんの、打算的でどこか脆い吉井の演技は素晴らしかった。あの、金銭への執着と、同時に抱える孤独感がすごくリアルに伝わってきた。

特に後半、吉井の周囲で起こる不可解な出来事の積み重ね方が上手いと思いました。観客に具体的な犯人像を示さずに、徐々に追い詰めていく演出は、見てるこっちも息苦しくなるくらい。

ただ、物語の後半の展開は少し唐突な感もあったかな。もう少し、吉井の心理描写が丁寧に描かれていれば、より深く彼の破滅に共感できたんじゃないかと。転売という行為自体への考察も、もう少し掘り下げて欲しかったですね。


ストーリー展開度:★★★☆☆
演技力度   :★★★★☆
演出の妙度  :★★★☆☆
社会風刺度  :★★☆☆☆
全体満足度  :★★★☆☆
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