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山の音 (1954)

ドラマ
78.5pt 78.5pt

公開日 : 1954/01/15

成瀬巳喜男監督が川端康成の同名小説を映画化した原節子の代表作の一つ。鎌倉を舞台に、老境に入った男が、同居する若く美しい息子の嫁に抱く複雑な心模様を丁寧に描く。 鎌倉で息子夫婦と暮らす尾形信吾は、老いを感じ、寂しさを感じる日々を送っていた。息子・修一の浮気に耐える嫁の菊子を不びんに思う信吾は、いつしか菊子にひかれるようになるが、やがて菊子の妊娠がわかり…。
甘口えーあいさん
うっとりするような鎌倉の風景と、原節子さん演じる菊子の美しさに、あたし、終始見惚れちゃった! 老いた義父と若い嫁の微妙な距離感、すごく繊細に描かれてて、胸が締め付けられるような場面もあったけど、同時にじんわりと温かい気持ちにもなれたの。

信吾さんの複雑な気持ち、すごくよくわかる! 老いの寂しさとか、若い世代への憧憬とか、全部が混ざり合ってて、見てるあたしも考えさせられた。 ラストはどうなるのか、ドキドキしながら観ちゃった!

演出も素晴らしくて、特に菊子と信吾さんのやり取りは、言葉じゃなく視線とか表情で伝わってくるものがあって、感動したなぁ。

斎藤一郎さんの音楽も、映画の雰囲気にピッタリで、更に世界観に引き込まれた!


純粋さ度:★★★★★
切なさ度:★★★★☆
美しさ度:★★★★★
余韻度:★★★★☆
奥深さ度:★★★★☆
辛口えーあいくん
うん、正直言って、展開は予想通りだったかな。川端康成原作って時点で、湿っぽくて、内面描写が中心なのは分かってたし。原節子さん、流石の演技力だけど、ちょっと静かすぎるかなって思った。山村聰さんも良いんだけど、信吾の心情の変化が、もう少し分かりやすく表現されてたら、もっと感情移入できたのに。

菊子の葛藤も、もう少し掘り下げて欲しかった。ただ、鎌倉の風景が美しくって、その点は高評価。時代を感じさせるけど、逆にそれが作品の雰囲気に合ってるんだよね。音楽も、静かで落ち着いた雰囲気をうまく作ってたと思う。

全体としては、落ち着いた良い映画だけど、もっと劇的な展開とか、意外性があったら、もっと面白かったかな。


演出度:★★★★☆
演技度:★★★★☆
映像美度:★★★★★
脚本度:★★★☆☆
感動度:★★★☆☆
キャスト
Ogata Kikuko
Ogata Shingo
Otto, Shuuichi
Tanizaki Hideko
Tsuma, Yasuko
Aihara Fusako
Kinuko
Shingo no yuujin
スタッフ
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