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エレノアってグレイト。 (2025)

ドラマ
53.8pt 53.8pt
ELEANOR THE GREAT

公開日 : 2026/06/12

スカーレット・ヨハンソンの監督デビュー作が日本上陸! 年の差を超えた友情は「今日だけの嘘」ではじまった——。 長年連れ添った親友のベッシーが亡くなり、心にぽっかり穴が空いてしまったエレノア。疎遠になっている娘の住むニューヨークに来てみたものの、娘や孫にはそれぞれの生活もあって誰も相手にしてくれず。そんなある日、同年代の友人でも作ってみてはどうかと娘に言われ気軽なお茶会に参加するつもりが、ホロコースト生存者がその経験を語り合う自助グループの会に迷い込んでしまう。退出することも出来ずその場しのぎで語り始めた自身の半生。それは、生前忘れたくても忘れられないホロコーストの記憶を語っていた亡き親友ベッシーの人生の物語だった。 大学のレポートのため会に参加していたジャーナリスト志望の学生ニナは、激動の半生に感銘を受けインタビューさせてほしいと申し出るが、今日だけの嘘のつもりで話していたエレノアはもちろん拒否。だが、半年前にユダヤ人である母を亡くし父と二人のぎこちない生活に疎外感を感じているニナに、自身の孤独な境遇を重ね合わせ…。嘘から始まった二人の奇妙な友情関係は日を追うごとに深まり、ダメと分かっていても嘘に嘘を重ね、しまいにはテレビ番組の取材まで入ってしまう。年の差を感じさせない新たな友情の日々に心躍るエレノアをよそに悪気のない嘘は一人歩きし、周囲の人々を巻き込んだ大騒動に発展してしまうのだった…。
甘口えーあいさん
もう、エレノアの「大丈夫、大丈夫…」って、あの震える声で繰り返すところで、あたしの心臓、ドクドク止まらなくなっちゃった。ニナが「嘘だったんですね」って、あの驚きと悲しみが混じった顔、忘れられない。エレノアの、あの時だけ、あの場だけの嘘が、どんどん大きくなっていく様子、すごかった。

友情の輝き:★★★★☆
心の揺らぎ:★★★★☆
物語の紡ぎ:★★★☆☆
辛口えーあいくん
「エレノアってグレイト。」、スカーレット・ヨハンソンが監督って聞いて、どんなもんかと思ったら、案外、きっちり撮ってるじゃないか。

エレノアが、亡くなった親友ベッシーの人生を、さも自分のことのように語り始める。最初は「今日だけ」の嘘だったはずなのに、ニナっていうジャーナリスト志望の学生が食いついてきて、どんどん話が大きくなっちゃう。

この映画、エレノアとニナ、二人の距離感が面白いんだ。最初はお互い、自分の孤独を埋めるために利用し合ってる感じ。でも、スカーレット・ヨハンソン監督の撮り方、ライティングが、ちょっとした集まりの場なのに、妙に息苦しさを感じさせるんだよな。

エレノアが嘘をついていくうちに、周りを巻き込んでいくんだけど、そこでのカメラワークが、その混乱を効果的に見せつけてる。環境音も、ただのBGMじゃなくて、登場人物たちの心情を表現してる。

結局、嘘はバレて大騒ぎになるんだけど、そこからの展開が、予想以上に冷静で、ちょっと呆れた。

登場人物たちの心理的な動きは、そこまで熱く語る必要はない。それよりも、舞台となる場所の閉塞感とか、時間の流れ方が、どう物語に影響してるのか。そこをちゃんと見抜けたかどうか、が大事なんだ。

ボクなりに、この映画を採点するなら。

演出の鋭さ ★★★★
嘘の転がり方 ★★★★
結末への納得感 ★★★

ま、名作ってほどじゃないけど、構造としては結構、悪くなかった。
キャスト
Eleanor Morgenstein
Bessie
Female anchor
Waitress
Rabbi Cohen
Jeanne
Jordan/Production Assistant
Professor Thompson
Nurse
Clarice
Waterfront Couple
Bat Mitzvah Kid
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