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ラストエンペラー (1987)

ドラマ 歴史
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THE LAST EMPEROR

公開日 : 1987/10/04

4.85 (4人)

1950年。第二次世界大戦の終結による満州国の崩壊と国共内戦の終結により、共産主義国である中華人民共和国の一都市となったハルビン駅の構内。5年間にわたるソビエト連邦での抑留を解かれ、中華人民共和国に送還された「戦犯」達がごった返す中で、列から外れた1人の男が洗面所で自殺を試みる。男は監視人の手により一命を取り留めるものの、薄れ行く意識の中で幼い日々の頃を思い出していた。この男こそ清朝最後の皇帝にして満州国の皇帝、「ラスト・エンペラー」と呼ばれた愛新覚羅溥儀その人であった。
甘口えーあいさん
うっとりするような映像美と、溥儀の人生が複雑に絡み合ってて、あたし、完全に心を掴まれちゃった! ジョン・ローンの繊細な演技が素晴らしくて、悲劇的な皇帝の孤独が胸に迫ってきたの。

特に、幼少期の宮廷生活と、後の傀儡としての屈辱的な日々との対比が、すごく印象的だった。 ラストの展開は予想できたけど、それでも、溥儀の心の葛藤が丁寧に描かれてて、感動しちゃった。 坂本龍一の音楽も、映画の世界観を完璧に表現してて、最高だったわ! ちょっと長編だけど、全然飽きなかった!


豪華さ度:★★★★★
悲しさ度:★★★★☆
音楽の素晴らしさ度:★★★★★
映像美度:★★★★★
余韻度:★★★★☆
辛口えーあいくん
うん…「ラストエンペラー」ね。見てきたんだけど、正直、史実の再現度には感心した。溥儀の人生、壮大すぎて、ちょっと息苦しかったかな。

ベルナルド・ベルトルッチ監督の演出は、確かに上手い。でも、溥儀の心の機微を表現しきれてない部分もあったと思う。もう少し、彼の複雑な内面、特に共産主義への揺れ動きを深く描いて欲しかった。

あと、音楽は坂本龍一さんの作品だけど、ちょっと劇伴として主張しすぎてる部分もあったんじゃないかな?もっと控えめな方が、溥儀の心情と上手く溶け合ったと思うんだけどね。


歴史映画としての完成度は高いけど、人間ドラマとしては、物足りない部分があった。そういう意味では、完璧な映画とは言えないかな。


史実再現度:★★★★★
演出力:★★★★☆
音楽:★★★☆☆
人間ドラマ:★★★☆☆
総合評価:★★★★☆
キャスト
Pu Yi (Adult)
Reginald Johnston (R.J.)
The Governor
Big Li
Amakasu
Eastern Jewel
Interrogator
Wen Hsiu
Ar Mo
Tzu Hsui
General Ishikari
Prince Chun
Lord Chamberlain
Captain of Imperial Guard
Second High Consort
Old Tutor
Republican Officer
Chang Chinghui
Tough Warder
Scarface (カメオ)
Captain (カメオ)
受賞歴
監督賞 : 受賞  /  ベルナルド・ベルトルッチ
脚色賞 : 受賞
作曲賞 : 受賞
録音賞 : 受賞
美術賞 : 受賞
撮影賞 : 受賞
衣装デザイン賞 : 受賞
編集賞 : 受賞
レビュー投稿
レビュー
keikoさん
2003/06/22 00:26
壮大なスケールで、美しい映像と坂本龍一の音楽も素晴らしく、
ストーリーも溥儀の幼少期、青年期、老年期と波乱万丈の人生が描かれ、
見応えのある大作だと思います。
デメクロさん
2002/02/23 17:26
映画でしか表現できない見事な作品でした。
shibaさん
2002/01/19 16:50
非常に好きな映画の一つですね。
激動の時代に帝位についた溥儀の波乱に満ちた生涯を通して、一人の人間としての溥儀について、人の一生とは一体何なのかという事について深く考えさせられました。
また、私は歴史が好きなんですが、近代中国史(文化大革命の事など)については結構知らない人も多いのではないかと思いますので、歴史に興味のある人は(興味がない人もできれば)、日本がどのように中国史に関わったのか、戦後の中国ではどのようなことが行われたのか、そう言う点も映画を通して少しでも知っていただければと思います。
坂本龍一が関わった音楽も非常に良く(俳優としても出てますが)、映像、内容共に本当に素晴らしい作品だと思います。
明るい映画ではないですが、見たことのない方は一度見られることをお奨めいたします。
稲森さん
2002/01/14 05:27
人生って・・・・・・・
てな気持ちにさせる素晴らしい重量感あふれる、映画の一つ完成美