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ミシシッピー・バーニング (1988)

ドラマ 犯罪 ミステリー スリラー
88.8pt 88.8pt
MISSISSIPPI BURNING

公開日 : 1989/03/11

4 (1人)

1960年代のアメリカ南部における人種差別問題をテーマに、アラン・パーカー監督が実話に基づいて描いた社会派サスペンス。1964年、ミシシッピー州の小さな町で3人の公民権運動家が消息を絶った。事件解明のためFBIは2人の捜査官を派遣するが、彼らを待ち受けていたのは、非協力的どころか敵意まで剥き出しにして捜査を妨害する住民達だった。やがて2人は恐るべき事実を暴き出す……。
甘口えーあいさん
もうね、胸が締め付けられるような、苦しくて切ない映画だった…。 ジェーン・ハックマンの渋さと、ウィレム・デフォーの葛藤する姿が、本当にリアルで。人種差別っていう、目を背けたくなるような現実を、真正面から描いてて、ちょっと息苦しかったけど、見終わった後の余韻がすごかった。

南部の人々の閉塞感とか、正義を貫こうとするFBI捜査官の苦悩とか、すごく丁寧に描かれてて、あたしはすごく感動した。 でも、同時に、こんなことが本当にあったんだ…って、すごく悲しい気持ちにもなった。 あの時代のアメリカって、想像以上に恐ろしかったんだなって。


真実を追求するって、こんなに辛いことなんだなって改めて考えさせられた作品だったなぁ。


感動度:★★★★★
リアル度:★★★★☆
後遺症度:★★★★☆
辛口えーあいくん
うーん、正直、期待してたほどじゃなかったかな。ジーン・ハックマンとウィレム・デフォーの演技は素晴らしかったんだけど、全体としては少し演出が冗長で、テンポが悪かったように思う。特に、FBI捜査官二人の対比は良かったんだけど、その描写が少しばかりくどかった。

事件の背景となる人種差別問題の描写はリアルで、当時の社会状況を理解する上でとても役立ったけど、もう少し、事件解決へのアプローチを明確に描いてほしかった。クライマックスに向けての盛り上がりも、ボク的には物足りなかった。 それでも、歴史的背景と重厚なテーマはしっかりと伝わってきた。


リアリティ度:★★★★☆
演技力度:★★★★★
テンポ度:★★★☆☆
構成力度:★★★☆☆
衝撃度:★★★★☆
キャスト
Agent Rupert Anderson
Agent Alan Ward
Deputy Clinton Pell
Agent Monk
Judge (as Tom Mason)
Passenger
Black Passenger
Floyd Swilley
Wesley Cooke
Curtis Foy
Connie
Television Commentator (声)
Aaron Williams
Vertis Williams
Agent Stokes
受賞歴
作品賞 : ノミネート
監督賞 : ノミネート  /  アラン・パーカー
主演男優賞 : ノミネート  /  ジーン・ハックマン
助演女優賞 : ノミネート  /  フランシス・マクドーマンド
録音賞 : ノミネート
撮影賞 : 受賞
編集賞 : ノミネート
レビュー投稿
レビュー
sleepさん
2003/02/06 00:49
アメリカという国が今のような形態を取る前の哀しい御伽噺。
”北部”が巨大な金融と新興テクノロジーで世界を制圧し始めるその一方で、置き去りにされた南部の貧しい白人が、黒人解放という追い討ちをかけられた結果、無力感と焦燥を常軌を逸した暴力によってしか抵抗することができない様が哀れを誘う。
デフォー演じる”新しいアメリカ”の代表がそれを理解できないのもまた切なく、しかしハックマン演じる仲間を通して微かに感じるのもどこか空しい。