シドニー・ルメットの名作。リアリズムの手法を用いて、一見どう見ても有罪である事件が無罪になるまでの過程を描く。
ヘンリー・フォンダの名演のほか、リー・J・コッブもまさに適役。若き日のメーティン・バルサムも見物。
人間ドラマ、密室劇、サスペンス、設定、カット割り、カメラワーク、小道具の使い方、台詞。ありとあらゆる面で、最高傑作といえるのでは?
1:12の意見が12:0に至るまでのプロセスを飽きずに見させる緊張、興奮、意外性の巧みな使い分けは、神業に等しいと思います。
どちらかというと静かで地味ですが、硬派で重厚な大人の映画、男の映画!(昨今の映画・ドラマの薄っぺらな台詞に飽き飽きしている方にもお奨め!)